JpGU-AGU Joint Meeting 2020

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-05] 日本のジオパークから日本列島の成り立ちを知る

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、市橋 弥生(佐渡ジオパーク推進協議会)、今井 ひろこ(コムサポートオフィス/和歌山大学国際観光学研究センター)、小原 北士(Mine秋吉台ジオパーク推進協議会)

[O05-P22] おおいた姫島ジオパークの地形・地質の成り立ちと人の暮らし

*堀内 悠1須賀 猛明1須賀 宣光1 (1.おおいた姫島ジオパーク推進協議会)

キーワード:第四紀、単成火山、瀬戸内海、西日本火山帯、砂州、海食

おおいた姫島ジオパークは、瀬戸内海の西端に位置する東西約7km、南北約3km、周囲約17kmの姫島とその周辺海域であり、2013年に「火山が生み出した神秘の島」をテーマとして日本ジオパークネットワークに加盟認定されている。姫島は、九州から山口県にかけて分布する西日本火山帯に位置し、第四紀の複数の単成火山の活動と瀬戸内海の海水準の変化に伴って形成された地形・地質を特徴としており、その地形・地質を利用した人の暮らしや歴史、文化がジオパークのみどころになっている。本発表では、本ジオパークでみられる地形・地質の成り立ちと、日本列島における本ジオパークの位置付け、そこで暮らす人々の生活や歴史、文化のつながりを考察する。