[E] 口頭発表
セッション記号 A (大気水圏科学)
» A-HW 水文・陸水・地下水学・水環境
[A-HW22] 流域生態系における物質輸送と循環:源流から沿岸まで
2021年6月4日(金) 13:45 〜 15:15
Ch.12 (Zoom会場12)
コンビーナ:前田 守弘(岡山大学)、入野 智久(北海道大学 大学院地球環境科学研究院)、小野寺 真一(広島大学大学院先進理工系科学研究科)、Adina Paytan(University of California Santa Cruz)、座長:入野 智久(北海道大学 大学院地球環境科学研究院)
本セッションでは、源流域から沿岸海洋までを俯瞰し、流域生態系における物質および栄養塩の輸送と循環について、幅広い研究分野(陸水学,水文学、地下水学、沿岸海洋学、気象学、土壌学、堆積学、林学、農学、水産学、生態学、社会科学など)からの話題提供によって、持続可能な流域環境の利用と保全に関する分野横断的な議論を行うことを目的としている。人間活動や気候変動の影響下において、複雑で動的な水系の自然現象やその時空間変動に関する物理、化学、生物学的メカニズムの解明を目指す。特に、トレーサー技術、分子レベルの解析、水理モデルによる評価、古生物学的手法、化学分析手法など新規の分析・解析方法を用いた研究発表を歓迎する。研究内容は屋内・屋外を問わず、生態系サービスや社会・生態システムなど社会科学的研究発表も歓迎する.このセッションを通して、新しい流域科学を創造するために、分野を超えた参加者相互の議論と協力体制作りを目指したい。