日本地球惑星科学連合2021年大会

セッション情報

[J] ポスター発表

セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-CG 地球人間圏科学複合領域・一般

[H-CG23] 原子力と地球惑星科学

2021年6月5日(土) 17:15 〜 18:30 Ch.12

コンビーナ:笹尾 英嗣(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 東濃地科学センター)、竹内 真司(日本大学文理学部地球科学科)、長谷川 琢磨(一般財団法人 電力中央研究所)

原子力の平和利用は,エネルギー問題や環境問題等を解決するための一つの糸口になると考えられるが,その一方で,福島第一原子力発電所事故を契機として,原子力施設の耐震安全性,放射性物質の環境動態や放射性廃棄物の処理・処分等の諸問題が顕在化している。さらに,高レベル放射性廃棄物地層処分に係る文献調査への応募がなされ,原子力に対する地球惑星科学に関わる研究者・技術者の役割が一層重要になるとともに,説明責任も大きくなっていくと予想される。本セッションでは,放射性廃棄物の処分に主軸を置き,地層処分や中深度処分の安全性に大きな影響を与える可能性がある,地質環境特性,微生物-核種相互作用,鉱物-水相互作用,セメント-地下水相互作用などに関する発表を広く募集する。加えて,原子力発電所敷地内の断層の活動履歴やセシウム等の放射性核種の環境動態,汚染除去土壌の減容・再利用など,原子力と地球惑星科学に関連するテーマの発表も歓迎する。これらの発表によって,理学・工学,社会科学といった異文化の交流や協働を促進することを目指す。

17:15 〜 18:30

*鈴木 覚1、佐藤 努2、大竹 翼2、菊池 亮佑2、藤村 竜也2、後藤 考裕1、小川 裕輔1、Sellin Patrik3、Svensson Daniel3、Gilg Albert4、Andersson Ulf5、Klein Elizaveta6、Leupin Olivier6、Norris Simon9、Alexander Russell10、Behazin Mehran7、Michau Nicolas8 (1.原子力発電環境整備機構、2.北海道大学、3.SKB、4.TU Munich、5.Luossavaara-Kiirunavaara AB、6.Nagra、7.NWMO、8.ANDRA、9.RWM、10.Bedrock Geosciences)

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