09:00 〜 09:15
*陀安 一郎1、SHIN Ki-Cheol1 (1.総合地球環境学研究所)
[J] 口頭発表
セッション記号 H (地球人間圏科学) » H-TT 計測技術・研究手法
2021年6月3日(木) 09:00 〜 10:30 Ch.16 (Zoom会場16)
コンビーナ:陀安 一郎(総合地球環境学研究所)、SHIN Ki-Cheol(総合地球環境学研究所)、竹内 望(千葉大学)、座長:竹内 望(千葉大学)
現代社会は、自然界に存在するほとんどの元素を利用している。それをもたらす資源の持続的利用と環境に調和した社会の実現が叫ばれて久しいが、環境全体の質的改変に伴う人間圏の生存リスクは複合的に拡大している。そこで、自然環境の各要素や人間のつながりを診断・追跡する手法とその社会での広範な適用が必要になってきた。
天然物や人工物を構成する各元素は、大気や水、生物などの地球の各圏および人間社会や人体の中に形を変えて移動している。多元素の濃度とその安定同位体比の情報は複雑な物質動態の追跡に有効であり、生態系サービスや大気水循環、生活や健康など人間を対象とする諸研究に利用されている。本セッションでは、その概念を環境トレーサビリティ手法と呼び、その開発とその適用例の情報交換を行う。
本セッションでは「地球化学」「水文学」「生態学」「地質学」「鉱物学」「人類学」「食品科学(産地判別)」「科学捜査」など、専門的学問領域で活用されている同位体手法を、環境学の研究に利用する「同位体環境学」の視点での発表を歓迎する。
09:00 〜 09:15
*陀安 一郎1、SHIN Ki-Cheol1 (1.総合地球環境学研究所)
09:15 〜 09:30
*谷田貝 亜紀代1、西岡 翔太2、芳村 圭3 (1.弘前大学大学院理工学研究科、2.弘前大学理工学部、3.東京大学生産技術研究所)
09:30 〜 09:45
*川越 清樹1、藪崎 志穂2 (1.福島大学共生システム理工学類、2.総合地球環境学研究所)
09:45 〜 10:00
*藪崎 志穂1 (1.総合地球環境学研究所・福島大学 共生システム理工学類)
10:00 〜 10:15
*佐瀬 裕之1、大泉 毅1、猪股 弥生2、山下 尚之3、谷川 東子4、高橋 正通3、齋藤 辰善5、諸橋 将雪1、四柳 宏基1 (1.アジア大気汚染研究センター、2.金沢大学、3.森林総合研究所、4.名古屋大学、5.新潟県)
10:15 〜 10:30
*石田 健大1、富永 修1、杉本 亮1、吉舎 直輝1、木庭 啓介2、福島 慶太郎2 (1.福井県立大学、2.京都大学生態学研究センター)