日本地球惑星科学連合2021年大会

セッション情報

[E] 口頭発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS05] 南大洋・南極氷床が駆動する全球気候変動

2021年6月6日(日) 13:45 〜 15:15 Ch.11 (Zoom会場11)

コンビーナ:関 宰(北海道大学低温科学研究所)、野木 義史(国立極地研究所)、岡 顕(東京大学大気海洋研究所)、菅沼 悠介(国立極地研究所)、座長:松井 浩紀(秋田大学大学院 国際資源学研究科)、石輪 健樹(国立極地研究所)

熱・水・物質の巨大リザーバである南大洋と南極氷床は、長期の全球気候変動の中心的役割を果たしている可能性がある。この「南大洋・南極氷床システム」を構成するサブシステムとしては,氷床と海の相互作用の場である棚氷、そこから流出する氷山、大きな季節変動をする海氷、海洋熱塩循環を駆動する南極底層水,活発な生物生産,そして3大大洋を連結する南極周極流などがあり、これらのサブシステムは相互に連動しながら地球規模の環境変動に重大な影響を与えていると考えられている。本セッションは、地球規模の環境変動を正確に理解するために必要不可欠である過去から現在に至る南極氷床変動、南大洋海洋循環、南大洋生態系変動に焦点を絞り、各サブシステムの挙動や相互作用に関する様々な分野の最新の観測やシミュレーション結果、新たな研究観測の提案等を総括的に議論し、 “南極氷床”と”南大洋”に関わる分野融合研究を推進する場とする。

13:45 〜 14:00

*Adam David Sproson1,2、Yusuke Yokoyama1,2、Yoshinori Takano2、Rebecca Minzoni3、Bethany Behrens1、Yosuke Miyairi1、Takahiro Aze1 (1.Atmosphere and Ocean Research Institute, University of Tokyo, 5-1-5 Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-8564, Japan. 、2.Department of Biogeochemistry, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, 2-15 Natsushima, Yokosuka, Kanagawa 237-0061, Japan. 、3.Department of Geological Sciences, The University of Alabama, USA.)

14:00 〜 14:15

*菅沼 悠介1,2、羽田 裕貴3、板木 拓也3、関 宰4、石輪 健樹1、川又 基人2、藤井 昌和1,2、草原 和弥8、平野 大輔4、岩井 雅夫9、加藤 悠爾9、松井 浩紀6、天野 敦子3、香月 興太5、大森 貴之7、平林 幹啓1、松崎 浩之7、山形 武靖7、伊藤 優人8、杉山 慎4、西田 尚央10、奥野 淳一1,2、池原 実9、三浦 英樹1,2 (1.国立極地研究所、2.総合研究大学院大学、3.産業技術総合研究所、4.北海道大学、5.島根大学、6.秋田大学、7.東京大学、8.海洋研究開発機構、9.高知大学海洋コア総合研究センター、10.東京学芸大学)

14:30 〜 14:45

*松井 浩紀1、池原 実2、菅沼 悠介3,4、関 宰5、大藪 幾美3、川村 賢二3,4 (1.秋田大学大学院 国際資源学研究科、2.高知大学海洋コア総合研究センター、3.情報・システム研究機構 国立極地研究所、4.総合研究大学院大学 極域科学専攻、5.北海道大学低温科学研究所)

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