日本地球惑星科学連合2021年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 A (大気水圏科学) » A-CG 大気海洋・環境科学複合領域・一般

[A-CG42] 陸域〜沿岸域における水・土砂動態

2021年6月3日(木) 13:45 〜 15:15 Ch.11 (Zoom会場11)

コンビーナ:木田 新一郎(九州大学・応用力学研究所)、浅野 友子(東京大学)、有働 恵子(東北大学災害科学国際研究所)、山崎 大(東京大学生産技術研究所)、座長:山崎 大(東京大学生産技術研究所)、有働 恵子(東北大学災害科学国際研究所)、浅野 友子(東京大学)、木田 新一郎(九州大学・応用力学研究所)

14:15 〜 14:30

[ACG42-03] 3次元化が進む河川測量とその活用

★招待講演

*中村 圭吾1 (1.土木研究所)

キーワード:河川測量、航空測深レーザ、BIM/CIM

2011年頃に利用に向けての検討が始まった航空測深レーザ(ALB、いわゆるグリーンレーザ)は、2016年に福井河川国道事務所で初めて公式に利用されてから、河川測量分野において急激にその活用が広まっている。2019年からは、すべての河川測量は原則点群データとすることとなり、特に直轄河川においては5年に一度の定期的な測量においては多くの河川で航空測深レーザが活用されている。一方で、建設分野では3次元データ等を活用したBIM/CIMの取組みが進んでおり、施工においては3次元データを活用することが一般的になっている。現状の課題は設計にあり、3次元設計の研究開発が進展しつつある。これら3次元データを活用した取り組みは維持管理にもおよび、3次元管内図、いわば河川のデジタルツインの活用が検討されている。これら3次元データは、福井や那賀川の事務所、あるいは静岡県などが公開しており、今後はさらにオープン化が進むと考えられ、河川管理はもちろんのこと、河川工学・河川地形学・河川生態学などの学術分野でも活用が進むと考えられる。