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[AOS15-06] 最小二乗法による調和分解における潮位データの欠測の影響
キーワード:潮汐、Wave glider
海上保安庁は、1年以上の潮位時系列により精密に海図基準面を決定することを目的として、自律型海洋観測装置(Autonomous Ocean Vehicle; AOV)によるGNSS観測を行っている。航行能力及び電力供給の限界から、AOVは観測海域を一定期間離脱することがあるため、得られる潮位時系列には長期間の欠測が伴う。そこで、最小二乗法による調和分解で得られる調和定数の、欠測に対する応答を調べ、信頼できる調和定数を得るのに必要な観測継続条件を検討した。