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[HGG01-P03] 松島湾の牡蠣養殖業由来の竹廃材による炭やきプロジェクト
キーワード:牡蠣養殖、廃材、炭やき、地域資源、松島湾
宮城県松島湾の牡蠣養殖業では、竹(モウソウチク)で組んだ養殖棚や養殖筏が用いられている。海水に浸かった竹は約3年で劣化し、新しい竹に交換されるが、その際に大量の竹廃材が発生する。こうした竹廃材は、松島湾全体で年間4-5万本発生していると推定される。演者らは、漁業者・行政・関係団体の協力も得ながら、こうした竹廃材の炭やきによる資源化に取り組んでいる。その構想については2019年の大会でも発表したが、本発表ではその後のプロジェクトの進展状況と今後の可能性について報告する。