17:15 〜 18:30
[MIS13-P04] 気象レーダーを用いた噴煙高度の確率的推定手法の改良
キーワード:気象レーダー、噴煙高度、確率的推定手法、屈折率、地球楕円体
Sato et al.(2018)は、噴煙高度の確率的推定手法を開発し、2016年阿蘇山噴火事例に適用した。本発表では、2018年草津白根山(本白根山)噴火事例に改良した確率的推定手法(MPE法)を適用した結果を示す。
手法の主な改良点は、大気屈折率を気象庁メソスケールモデル(MSM)初期値のGPVから計算したことと、地球楕円体の効果を入れたことである。その他、ジオイド補正も入れている。
MPE法を2018年草津白根山(本白根山)噴火事例に適用した結果、噴煙の高さは5,580m±506 m(1σ)と推定された。この結果を元に、噴煙高度から噴出率を推定する4つの手法を適用して噴出物量の推定も試みた。
発表では、これらの手法を水蒸気噴火に適用することの妥当性についても議論する。
手法の主な改良点は、大気屈折率を気象庁メソスケールモデル(MSM)初期値のGPVから計算したことと、地球楕円体の効果を入れたことである。その他、ジオイド補正も入れている。
MPE法を2018年草津白根山(本白根山)噴火事例に適用した結果、噴煙の高さは5,580m±506 m(1σ)と推定された。この結果を元に、噴煙高度から噴出率を推定する4つの手法を適用して噴出物量の推定も試みた。
発表では、これらの手法を水蒸気噴火に適用することの妥当性についても議論する。