17:15 〜 18:30
[MZZ44-P01] 日本の女性地球科学者の嚆矢
キーワード:女性地球科学者、紫藤文子、藤原隆代、井上タミ、保井コノ、マリー・ストープス
日本の地球科学界に女性の地球科学者がどのように出現し、そして持続化されてきたかを調査している。
まず、マリー・ストープス(Marie Carmichael Stopes、1880 - 1958)の日本での石炭中の化石研究(1907年)。ストープスは球科学者としてあまり認識されていない。次に日本で最初に理学博士となった(1927年)保井コノ(1880- 1971)。保井は生物学者とされているが、ストープスと同じように石炭中の化石研究者である。
次に1943年の日本地質学会の年会に3人の女性が登場する。北海道大学が女性の入学を許可した結果である。井上タミ、藤原隆代、米満信である。井上タミと藤原隆代は研究を継続し、藤原は1961年に北海道大学より学位を取得し、1968年日本地質学会より学会賞を授与され、キャリアを継続したが、井上のキャリアは途中で消滅している。
日本で最初に地球科学の学位をえた女性は紫藤文子である。1958年東京大学より授与された。
まず、マリー・ストープス(Marie Carmichael Stopes、1880 - 1958)の日本での石炭中の化石研究(1907年)。ストープスは球科学者としてあまり認識されていない。次に日本で最初に理学博士となった(1927年)保井コノ(1880- 1971)。保井は生物学者とされているが、ストープスと同じように石炭中の化石研究者である。
次に1943年の日本地質学会の年会に3人の女性が登場する。北海道大学が女性の入学を許可した結果である。井上タミ、藤原隆代、米満信である。井上タミと藤原隆代は研究を継続し、藤原は1961年に北海道大学より学位を取得し、1968年日本地質学会より学会賞を授与され、キャリアを継続したが、井上のキャリアは途中で消滅している。
日本で最初に地球科学の学位をえた女性は紫藤文子である。1958年東京大学より授与された。