日本地球惑星科学連合2021年大会

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[J] ポスター発表

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[O-02] 自然災害と人 ~ジオパークで地球の声に耳を澄ます~

2021年6月6日(日) 17:15 〜 18:30 Ch.02

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、佐野 恭平(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、郡山 鈴夏(糸魚川市役所)、横山 光(北翔大学)

17:15 〜 18:30

[O02-P08] 山陰海岸ジオパークトレイルの開発とコロナ禍におけるジオツーリズムの推進

*中瀬 宏1 (1.山陰海岸ジオパーク推進協議会)

キーワード:山陰海岸ジオパーク、観光、保護保全

山陰海岸ジオパークトレイルは、2020年2月、鳥取県鳥取市から京都府京丹後市まで東西230kmのルート設定が完了した。

新型コロナウイルス感染症の拡大により観光客が激減し、観光産業が大きな打撃を受けるなかで、2020年は「今こそ自然回帰!山陰海岸ジオパークトレイルへ!」と題し、完成したトレイルを活用した雇用・消費の維持確保など地域経済の再活性化、地域住民の健康維持、国立公園の利用促進、環境保護意識の醸成につなげる地域内キャンペーンを実施した。

実施にあたっては、コロナ後のジオツーリズム強化に向け、ビジターセンター、ジオガイド、アウトドアアクティビティ事業者、小売業、飲食業が連携してジオサイトの保全と観光サービスの提供を行う体制を構築した。

このキャンペーンの内容と、2020年の事業成果、今後の展開について紹介する。