日本地球惑星科学連合2021年大会

講演情報

[J] ポスター発表

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[O-07] 高校生ポスター発表

2021年6月6日(日) 13:45 〜 15:15 Ch.27

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

13:45 〜 15:15

[O07-P16] 蔵王山刈田岳における融雪型火山泥流の考察

*宍戸 遥弥1、*庄子 玲樹1、*引地 諒1 (1.宮城県多賀城高等学校)

キーワード:泥流、蔵王

宮城県は夏季には晴天に恵まれ,冬季には雪が降る。そして,蔵王山や栗駒山などの活火山からたくさんの恩恵を受けて発展してきた土地である。そこで近年活動が活発になったことがある蔵王山を研究対象にし融雪型火山泥流によって生じる被害を調査・検討した。
噴出量から計算した火砕サージは,大量の融雪水を用意する能力を有することが分かった。お釜の2m の積雪を全て融かし切っても,まだ余裕がある。ラニーニャ現象にあたる年など,積雪の多い年では被害が拡大することが予測される。