13:45 〜 15:15
[O07-P18] 都市型津波の脅威と影響
-津波発生装置を用いて南海トラフ巨大地震発生時の津波をシミュレーション-
キーワード:津波、都市型津波、東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災で,多賀城市内では最大4.6mの津波が押し寄せ,188名の方が亡くなった。多賀城市で多くの犠牲者を出した要因の1つとされているのが都市型津波の特徴でもある,「思いがけない方向からも津波が押し寄せたこと」である。我々はこの特徴を基に,どのような対策を行えば波高・波速・波力を抑制させることが出来るのかについて,研究を進めている。
多賀城市で観測された都市型津波は「南海トラフ巨大地震」でも観測されると考えられている。このような被害を未然に防ぐために,津波発生装置・水源装置・建物モデルなどを使用して津波発生時の都市部をシミュレーションし,津波被害を最小限に抑えることが出来るのではないかと考えた。
多賀城市で観測された都市型津波は「南海トラフ巨大地震」でも観測されると考えられている。このような被害を未然に防ぐために,津波発生装置・水源装置・建物モデルなどを使用して津波発生時の都市部をシミュレーションし,津波被害を最小限に抑えることが出来るのではないかと考えた。