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[O07-P47] 水蒸気噴火におけるクレーター形状に注目した噴石飛散挙動の逆解析手法の提案
近年,突発的な水蒸気による被害が増加している。その対策として,火山防災シェルターの研究が行われている。しかし,衝突速度などの実験条件は,火山学者の経験に依存するところが大きい。これは,実際の噴石の飛散挙動がよくわかっていないためである。そこで,本研究では,噴石の衝突によって生じるクレーターの形状に着目する。衝突条件によって変化するクレーター形状の特徴を自由落下試験と押込試験によって理解し,噴石飛散挙動の逆解析手法を提案する。