日本地球惑星科学連合2021年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-07] 高校生ポスター発表

2021年6月6日(日) 13:45 〜 15:15 Ch.27

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球環境科学専攻 地質・地球生物学講座 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(気象庁)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

13:45 〜 15:15

[O07-P54] 霜柱に対する塩化カルシウムの影響

*大矢 愛佳1、南里 翔平1 (1.市川学園市川高等学校)

キーワード:霜柱、塩化カルシウム

本研究の目的は霜柱に対する塩化カルシウムの詳しい影響を調べることである。そのために、まず霜柱が発生する環境を作った。霜柱が発生するには地表が氷点下、地中は湿っていて氷点下以上である必要がある。クールインキュベーター内の空気を氷点下に設定し、土の中を断熱できる装置をペットボトルで作った。クールインキュベーターの温度、土の粒の大きさ、断熱用の水の温度を調整して霜柱が発生する条件を確認した。その後、塩化カルシウムの濃度を変え霜柱に対する影響を調べた。霜柱ができる条件はクールインキュベーターを−10℃に設定し4時間ほどかかることが分かった。これに塩化カルシウムを撒き、霜柱ができなくなるのは土壌中の塩化カルシウムが濃度のときである。