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[SGD01-07] 弟子屈における絶対重力測定(2019年および2020年)
キーワード:絶対重力計、超伝導重力計、機械的ドリフト、弟子屈
北海道大学弟子屈観測所に設置されている超伝導重力計iGrav(17号機)の機械的なドリフトを検定するため,2019年,2020年の二度にわたり,同観測所において絶対重力測定を実施した.重力値の決定精度を上げるため,絶対重力計に内蔵された気圧計およびルビジウム原子時計のずれを検定し,その結果を重力加速度の決定において考慮に入れた.弟子屈における平均重力値の最終結果は980 518 908.41 µGal(2019年)および980 518 906.56 µGal(2020年)となった.