日本地球惑星科学連合2021年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-04] JpGUにおけるSDGsの推進

2021年6月1日(火) 13:45 〜 15:15 Ch.01 (Zoom会場01)

コンビーナ:高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)、小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、ウォリス リチャード サイモン(東京大学)、田近 英一(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、座長:高橋 幸弘(北海道大学・大学院理学院・宇宙理学専攻)

14:15 〜 14:30

[U04-03] 地球生命科学セクションにおけるSDGs関連研究

*池原 実1 (1.高知大学海洋コア総合研究センター)

キーワード:SDGs、地球生命科学

地球生命科学セクションにおける主要6分野は、アストロバイオロジー、地球微生物学、生命の起源論、生物地球化学、古環境学、進化古生物学である。これらの分野は、地球の誕生から未来まで続く地球史について時間軸をもって俯瞰し、生命が宿る惑星としての地球の諸条件の理解をはかることができる基礎科学分野であり、そのような知見を基に「持続可能な開発目標SDGs」を捉えることが出来る。「地球」「生命」「環境」「多様性」などのキーワードが直接的および間接的に関連するSDGsのゴールは、「13気候変動に具体的な対策を」、「14海の豊かさを守ろう」、「15陸の豊かさも守ろう」が主なものであろう。また、セクションに寄らず研究によって得られる知見を広く社会へ還元することや誰でも成果やデータにアクセスできるオープンサイエンスを推進することによって、JpGUは「4質の高い教育をみんなに」へも大きく貢献することができる。今後、地球生命科学セクションでは研究活動とSDGsとの関連について何らかの形で可視化することを検討する予定である。