日本地球惑星科学連合2021年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-06] 1時間でわかる学術会議:地球惑星科学分野の国際団体への支援

2021年6月3日(木) 13:45 〜 15:15 Ch.01 (Zoom会場01)

コンビーナ:三枝 信子(国立環境研究所)、中村 卓司(国立極地研究所)、春山 成子(三重大学名誉教授)、田近 英一(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻)、座長:中村 卓司(国立極地研究所)、三枝 信子(国立環境研究所)

14:15 〜 14:20

[U06-06] 海洋の仕組みと変動・変化を理解するーScientific Committee on Oceanic Research (SCOR:海洋研究科学委員会)の活動と日本の貢献ー

*升本 順夫1、原田 尚美2 (1.東京大学大学院理学系研究科、2.国立研究開発法人海洋研究開発機構)

キーワード:日本学術会議、国際活動推進、海洋研究科学委員会

海洋研究科学委員会(Scientific Committee on Oceanic Research: SCOR)は、国際科学会議(ICSU; 現 国際学術会議 (ISC) )の下に、1957 年の設立以来、国際協力を通して海のすべての科学の発展を促進すべく活動している。SCOR活動へ我が国として強力にコミットすべく、2005 年9月までは日本学術会議海洋科学研究連絡委員会が、その後は第20期において地球惑星科学委員会国際対応分科会SCOR小委員会、第21期以後は同委員会SCOR分科会が国内対応組織としての役割を担っている。SCOR分科会は、国内の関連学会・研究者がSCORの活動を通じ世界の海洋科学の振興と人類社会の発展に寄与できるよう、新しい日本学術会議の理念に沿った国際対応の具体化を目的として活動している。本講演では、SCORの活動と成果、並びに将来展望を紹介する。セッションの最後に行う総合討論において、学術会議を通した今後の国際活動の推進について議論を行う。