11:00 〜 13:00
[AHW24-P16] How COVID-19 pandemic affected air pollutants influx into forest ecosystems in Japan
キーワード:COVID-19、森林環境、降水モニタリング
COVID-19の感染拡大対策として、2020年初頭から世界各地で都市の封鎖や行動抑制規制が実施されています。当初は大規模なロックダウンにより、多くの国で大気汚染が急速に改善されました。COVID-19のパンデミックの影響は、予想以上に長期化しています。今後の人間活動の発展と地球環境保全の関係を再構築するためのデータとして、世界的な経済活動の低下が地域や地球環境の大気質に与える影響を明らかにすることが重要です。
我々は2008年から、首都圏の人間活動や越境大気汚染物質が森林生態系に与える影響を把握するため、いくつかの森林流域で元素循環のモニタリングを行ってきました。本研究では、茨城県、石川県、長野県で得られた長期モニタリングデータを用いて、COVID-19の流行による人間活動の減少が、森林域への大気汚染物質の流入量や森林生態系に与える影響を明らかにすることを目的としました。
我々は2008年から、首都圏の人間活動や越境大気汚染物質が森林生態系に与える影響を把握するため、いくつかの森林流域で元素循環のモニタリングを行ってきました。本研究では、茨城県、石川県、長野県で得られた長期モニタリングデータを用いて、COVID-19の流行による人間活動の減少が、森林域への大気汚染物質の流入量や森林生態系に与える影響を明らかにすることを目的としました。