日本地球惑星科学連合2022年大会

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[EV-06] ランチタイムスペシャルレクチャー

2022年5月26日(木) 12:30 〜 13:40 105 (幕張メッセ国際会議場)


[E-11-21] 有孔虫から読み解く過去の環境変遷ー 古環境研究が拓く未来

黒柳 あずみ1 (1. 東北大学総合学術博物館)

有孔虫は炭素塩の殻に生息当時の水温やpHなどの環境を記録するため,海洋環境変遷の解析に最も有効な環境指標の一つである.特に気候変化の影響を受けやすい海洋表層に生息する浮遊性有孔虫は,環境解析に広く用いられている.本講演では,有孔虫を用いた,過去・現在および未来の海洋環境研究について紹介する.