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[O08-P08] 福井地震断層の研究Ⅹ ~西縁断層での地震の考察〜
キーワード:第三種空白域、ひずみ速度、スロースリップ、福井平野西縁断層
1948年に、発生した福井地震(M7.1)は、福井県に甚大な被害をもたらした。また、2020年9月4日に福井平野西縁を震源とする最大震度5弱の地震が発生した。先行研究より、福井市河合地区より武生地区(越前市)に断層帯が存在することがわかっていた。地理院地図作図機能や、震源決定のツール(Win-system)を用いて、過去に福井県で起きた地震の震源地の場所を明らかにした。今回の研究では、福井県で起きた震源や、ひずみ速度に着目して、昨年の地震が福井平野西縁部の第3種空白域で起こったと結論づけた。