[A-CG39] 陸域生態系の物質循環

2023年5月25日(木) 13:45 〜 15:15 201A (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:加藤知道(北海道大学農学研究院)、寺本宗正(鳥取大学乾燥地研究センター)、伊勢武史(京都大学フィールド科学教育研究センター)、市井和仁(千葉大学)、座長:寺本宗正(鳥取大学乾燥地研究センター)

陸域生態系の水・炭素・窒素を初めとする物質循環は、地球の気候に大きな影響を与えている。それらを把握するために、生物量調査、安定同位体比測定、渦相関法・チャンバー法を初めとする地上観測や、リモートセンシング、シミュレーション、メタデータ解析などの様々な手法が開発され、植物バイオマス・温室効果ガスフラックスや、森林火災・大気汚染の生態系への影響などの各種の現象を多角的にとらえる努力がなされている。
　たとえば、JapanFluxでは、微量気体（CO2やメタン）と水蒸気のフラックスに関連した観測をベースとしているが、モデラー・リモートセンシングの研究者などとの協働研究も展開している。また、統合的陸域圏研究会では、大気境界層から土壌内わたる物理的・生物的諸過程の理解に向けて、様々な分野の研究者間における情報交換や研究協力関係の構築を行ってきた。
　本セッションは、このように分野や手法を特定せず、水・炭素・窒素・その他物質の循環における陸域生態系の役割に関する研究発表を広く歓迎する。なお、本セッションは、昨年度の同タイトルセッションを引き継ぐものである。

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13:45 〜 14:00

[ACG39-01] 都市緑地における炭素収支に関する研究

*田畑龍謹¹、菅原広史¹ (1.防衛大学校)

14:00 〜 14:15

[ACG39-02] インドネシア・中部カリマンタン州の熱帯泥炭林における二酸化炭素収支

*平野高司¹、大久保晋治郎¹、伊藤雅之²、都築勇人³、坂部綾香⁴、高橋英紀⁵、クシンキッソ⁶、大崎満¹ (1.北海道大学、2.兵庫県立大学、3.愛媛大学、4.京都大学、5.北海道水文気候研究所、6.パランカラヤ大学)

14:15 〜 14:30

[ACG39-03] 30年目を迎える飛騨高山冷温帯落葉広葉樹林サイトにおける長期観測で検出された炭素収支の年々変動とトレンド

*村山昌平¹、近藤裕昭^1,2、石戸谷重之¹、前田高尚¹、三枝信子³、山本晋¹、亀崎和輝¹、村岡裕由^4,3 (1.産業技術総合研究所、2.日本気象協会、3.国立環境研究所、4.岐阜大学)

14:30 〜 14:45

[ACG39-04] NET CARBON EXCHANGE OF THE DESERT SHRUB ECOSYSTEM IN MONGOLIA

*Levent SAYLAN^1,2、Reiji KIMURA¹、Yasunori KUROSAKI¹ (1.Arid Land Research Center, Tottori University, Tottori, 680-0001, Japan 、2.Department of Meteorological Engineering, Istanbul Technical University, Istanbul, Türkiye (permanent address))

14:45 〜 15:00

[ACG39-05] VISIT モデルによるカラマツ林における生態系レベルのモノテルペン放出のモデル化

*Chen Zhanzhuo¹、Kato Tomomichi^2,3 (1.Graduate School of Global Food Resource, Hokkaido University、2.Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University、3.Global Center for Food, Land, and Water Resources, Hokkaido University)

15:00 〜 15:15

[ACG39-06] Data assimilation of solar-induced chlorophyll for better gross primary estimation in a rice paddy by a process-based VISIT-SIF Model

*LIANGXIAN FAN¹、TOMOMICHI KATO²、TATSUYA MIYAUCHI²、KANOKRAT BUAREAL²、KEISUKE ONO³、TOMOKI MOROZUMI⁴、 NAOHISA NAKASHIMA⁵ (1.Graduate School of Global Food Resources、2.Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University 、3.National Institute for Agro-Environmental Sciences、4.National Institute for Environmental Studies、5.Agro-environemental Science, Obihiro Univ. of Agriculture & Veterinary Medicine)

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