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[ACG38-03] オホーツク海の温暖化実験
キーワード:オホーツク海、温暖化実験、宗谷暖流
本研究では領域海氷-海洋結合モデルを用いてオホーツク海の最近26年間の海氷分布の変動を再現し, それをベースにCMIP6から得た温暖化差分の情報を乗せ温暖化実験をおこなった. その結果, 少氷年ベースの場合は道東沿岸に海氷が接岸しない可能性もあることが分かってきた. ただし, 今後はモデル間バイアス等も検討していく必要がある. また, 多氷年と少氷年において北海道沿岸に沿ってオホーツク海に流れ込む12月の宗谷暖流の水温・塩分のシグナルに大きな違いがあることも分かってきている.