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[O06-P16] 伊豆半島を流れる稲生沢川・河津川・白田川のマイクロプラスチック比較
キーワード：伊豆半島、稲生沢川、河津川、白田川、マイクロプラスチック、水
微細なプラスチック片による環境問題への関心は世界的に高まっており、このようなマイクロプラスチックを、国内でも多数の高校生が研究対象とするようになった。伊豆半島全体でのプラスチック片分布を解明すべく共同研究を周辺高校と進めてきた３年目の成果として、ここでは伊豆半島３河川の調査結果を報告する。第一の稲生沢川は、黒船来航と金目鯛水揚げで有名な下田港に注ぐ川である。第二の河津川は、天城越えの道中にある河津七滝と、早咲きの河津桜が観光名所の川である。第三の白田川は、硫黄採掘の記録が残る川である。私たちの調査は、プラスチック片の混入した多数の残土処分場が、人口密集地とは別にあることを示唆するものだった。