日本地球惑星科学連合2024年大会

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[EV-04] ランチタイムスペシャルレクチャー

2024年5月26日(日) 12:30 〜 13:40 ステージエリア (国際展示場ホール6)


12:30 〜 13:05

[EV04-01] 超・温室気候時代の地球の姿はどこまで明らかにできたか

黒田 潤一郎1 (1. 東京大学 大気海洋研究所)

白亜紀から古第三紀にかけて,地球の気候は極めて温暖であったとされています.数億年スケールで繰り返す地球の温室・氷室気候のサイクルの,最も若い温室気候時代にあたります.温室時代には,海洋無酸素イベントに代表される特徴的なイベントが発生していました.今回の講演では,巨大火成活動と表層環境のリンクに主眼を置き,最新の研究をレビューしつつ,今後の展望について私の考えを紹介したいと思います.