日本地球惑星科学連合2024年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] 地球科学関連教育と情報デザイン

2024年5月26日(日) 13:45 〜 15:00 展示場特設会場 (2) (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:松岡 東香(清和大学)、山下 幹也(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)、座長:松岡 東香(清和大学)、中川 麻子(大妻女子大学)


14:15 〜 14:30

[G03-03] 3DCG防災教育動画が与える感性評価の特性

*野田 美波子1松岡 東香2 (1.筑波学院大学、2.清和大学)

キーワード:防災サイン、3DCG

災害の多い日本において、いざという時に自分や他者の命を守るためにも防災教育は不可欠である。
JSPS科研「避難訓練および防災教育用サイン教材データベースの開発」 (JP23K02821)では教材として多数のピクトグラムやモーショングラフィックスを作成している。
 また、同研究による、佐野・野田(2022)では、防災に関する実写映像とピクトグラムを使った2Dアニメーションによるモーショングラフィックスを被験者に繰り返して視聴させたところ、ピクトグラムを使ったモーショングラフィックスの方が心理的負担が少ないということが明らかになった。
本研究では、新たに3DCGアニメーションによるモーショングラフィックスの教材を作成し、試聴者に与える心理的負担について調査を実施した。
 本調査の結果と、佐野・野田(2022)による2Dアメーションに関する同様の調査結果とを比較し、防災教材に適した動画教材の形式について検討する。