日本地球惑星科学連合2024年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-IS ジョイント

[M-IS08] ジオパーク

2024年5月27日(月) 17:15 〜 18:45 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:尾方 隆幸(琉球大学大学院理工学研究科)、田所 敬一(名古屋大学地震火山研究センター)、松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、道家 涼介(弘前大学大学院理工学研究科)

17:15 〜 18:45

[MIS08-P03] 伊豆大島ジオパークの学校教育における利用

*飯田 和也1、続木 敏之1 (1.駒場東邦中学高等学校)

キーワード:伊豆大島ジオパーク、教育利用、高等学校、3DCG

伊豆大島ジオパークは、東京都心部からでも、高速船を利用すれば2時間程度で訪れることが可能である。さらに、バスやタクシーなどを手配すれば、山頂のカルデラまで乗船から3時間程度で到達することも可能である。このような恵まれた立地であることから、学校教育においても有用な教材である。そこで本実践では、伊豆大島ジオパークを利用し、高等学校における地学・地理教育プログラムを作成した。実践の対象は、首都圏の男子高校生とし、1泊2日の地学・地理教育プログラムを実施した。
 また、これまでの研究から、野外学習においては事前学習が重要であることが指摘されている。そのため、本実践では、3DCGを利用することにより、現地の地学的な事象を再現し、事前学習を行うこととした。実施した事前学習が、伊豆大島ジオパークにおける現地観察において、どのような影響を与えるのかについても検証することとした。

・本研究の一部は、ちゅうでん教育振興財団の助成を受けた
・伊豆大島ジオパークの臼井里佳氏と東邦大学名誉教授の長谷川雅美博士には、地学・地理教育プログラムの実施にあたり、多大なご協力を頂いた。この場を借りて、感謝致します