日本地球惑星科学連合2024年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-ZZ その他

[M-ZZ46] ジオパークとサステナビリティ(ポスター)

2024年5月26日(日) 17:15 〜 18:45 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、郡山 鈴夏(フォッサマグナミュージアム)

17:15 〜 18:45

[MZZ46-P14] 地球の丸さを感じよう『Eバイクでしんきろう!』
3館連携、アート × 自然 × スポーツ

*國香 正稔1,5、野寺 凜1,5、中瀬 公子1、佐藤 真樹2、尺戸 智佳子3、山下 麻衣4、小林 直人4 (1.黒部市吉田科学館、2.魚津埋没林館、3.黒部市美術館、4.山下麻衣+小林直人、5.一般社団法人立山黒部ジオパーク協会)

キーワード:ジオツアー、ワークショップ、観察会、電動アシスト自転車、地球の半径、地球は丸い

1 発表の要点

 地球は無限に大きいと感じている人が多いかもしれない。意外に、地球って小さいのかもと、地球の有限さを体験するイベントを、立山黒部ジオパーク地域の博物館、美術館が共同で企画したので、報告する。

2 富山湾で、地球が丸いことに気づく。

 お江戸日本橋のような太鼓橋の端では、向こうの端が路面にかくれてしまう。同様に、富山湾でも、対岸の一部は水平線にかくれている。黒部市生地海岸から富山湾の対岸、射水市の新湊大橋を見るとき、堤防上(高さ6m)からは見える車道が、波打ち際に座ってみると(高さ1m)水平線にかくれて見えなくなる。2地点の水平距離は30km、車道の高さは47mである。

3 動機

 地球の丸さを富山湾で観察できることは、あまり知られていない。実際、それだけをテーマにしたイベントでは、参加者が少なく、関心が薄いと考えられる。低い視点から見ると、蜃気楼が見えることが多く、楽しい。アートと蜃気楼のコラボである『《 infinity〜mirage 》プロジェクト』がすでに行われていた。そこに地球の丸さを加え、さらに、Eバイクでの移動というスポーツの要素を取りいれた企画『Eバイクでしんきろう!』が動き出すことになった。

4 サスティナブルへの一歩

 水平線の向こうのアートや蜃気楼を鑑賞し、さらに地球の丸さ、有限さをEバイクに乗りながら体験するという企画である。参加者の体験は、気候変動など地球規模の課題に対する姿勢に影響を与えると信じる。