日本地球惑星科学連合2024年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 O (パブリック) » パブリック

[O-08] 高校生ポスター発表

2024年5月26日(日) 13:45 〜 15:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 6ホール)

コンビーナ:原 辰彦(建築研究所国際地震工学センター)、道林 克禎(名古屋大学 大学院環境学研究科 地球惑星科学系 岩石鉱物学研究室)、久利 美和(文部科学省)、紺屋 恵子(海洋研究開発機構)

13:45 〜 15:15

[O08-P53] 天神島のプランクトン相の周年変化

*杉山 佳織1、*湯浅 実華1 (1.神奈川県立横須賀高等学校)

キーワード:海洋、プランクトン、天神島

プランクトンは水中を浮遊している生物である。大きさは一般的にはマイクロサイズであるが、クラゲなどの1m以上のサイズになるものもいる。プランクトンは植物プランクトンと動物プランクトンの2つに分けられている。プランクトンの種数の変化についての調査を行った。調査の意義としてはプランクトンを調べることで、横須賀市天神島周辺の環境を知ることである。天神島内の漁港と岩場で採集を行い、10%ホルマリン水溶液で固定し顕微鏡で観察・同定をした。結果として漁港では28種、岩場では17種の計33種のプランクトンを確認することができた。プランクトンの変化から種数は、水温が高くなると増加し、低くなると減少することがわかった。

参考文献
・末友靖隆ほか『日本の貝産プランクトン図鑑』共立出版、2013年
・萩原清司ほか「横須賀市天神島臨海自然教育園の岩礁性潮間帯動物相」横須賀市博研報(自然),(51):1‐33