日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] 口頭発表

セッション記号 G (教育・アウトリーチ) » 教育・アウトリーチ

[G-03] 総合的防災教育

2025年5月25日(日) 09:00 〜 10:30 201A (幕張メッセ国際会議場)

コンビーナ:林 信太郎(でこぼこな地球のうえをあるくみるかんがえる研究所)、小森 次郎(帝京平成大学)、中井 仁(小淵沢総合研究施設)、岩田 修(一般社団法人日本気象予報士会)、座長:林 信太郎中井 仁(小淵沢総合研究施設)、小森 次郎(帝京平成大学)、岩田 修(一般社団法人日本気象予報士会)

09:00 〜 09:15

[G03-01] 地球温暖化に伴う気候変動が近年の日本で発生する極端気象に及ぼす影響

★招待講演

*川瀬 宏明1、野坂 真也1、渡邉 俊一1、福井 真1 (1.気象庁気象研究所)

キーワード:極端気象、地球温暖化、気候変動、イベント・アトリビューション

地球温暖化等による気候変動の影響が世界的にみられる中、日本では近年、記録的な猛暑や大雨,大雪に度々襲われている。このような極端気象に対して地球温暖化がどの程度影響したのかを評価する手法として、イベント・アトリビューション(EA)手法が提案されいる。EAは極端気象の発生確率を評価する確率的手法(Risk-based EAとも呼ぶ)と、ある程度条件を縛り、極端な降水や降雪の量への影響を評価する量的評価手法がある。これら2つの手法を、近年の極端気象に適用し、温暖化の影響を評価した結果を網羅的に紹介する。具体的な現象としては、平成30年7月の豪雨と猛暑、令和元年東日本台風、令和4年及び5年の猛暑、令和5年の線状降水帯、そして令和6年の能登での大雨などである。
最後に、この先温暖化がさらに進行した際に、このような極端気象がどのように変化するかについても、高解像度地域気候モデルの予測を元に簡単に触れる。