14:45 〜 15:00
[MZZ43-04] 考古地磁気学・考古岩石磁気学の発展
キーワード:考古地磁気学、考古岩石磁気学
古地磁気学は岩石中に残る過去の地球磁場の情報を取り出す学問であり、そこからコアダイナミクス、年代学、テクトニクスなど多く地球科学分野への寄与がなされてきた。一方、岩石磁気学では岩石中に残る磁石の種類などを調べることで、古地磁気データの裏付けとなるだけでなく、環境科学、堆積学、物性物理学などの分野の発展に寄与してきた。
これらの手法を考古遺物・考古遺構に適用したものが考古地磁気学である。前者については1950年代から多くの研究が行われ、1970年代には日本における過去2000年間分の地磁気変動の様子が明らかになった。それ以降は細密な地磁気変動と精度の高い残留磁化方位を比較した年代測定法の一つとして考古学や文化財科学の中で活用されてきた。また最近では、岩石磁気学も考古遺物・遺構に対する適用がなされるようになり、土器焼成環境の復元や温度推定などの手法として利用されるようになっている(考古岩石磁気学)。
本講演では考古地磁気学・考古岩石磁気学の手法と貢献についてレビューし、今後の地球科学と考古学の発展にどのように寄与するかについて議論する。
これらの手法を考古遺物・考古遺構に適用したものが考古地磁気学である。前者については1950年代から多くの研究が行われ、1970年代には日本における過去2000年間分の地磁気変動の様子が明らかになった。それ以降は細密な地磁気変動と精度の高い残留磁化方位を比較した年代測定法の一つとして考古学や文化財科学の中で活用されてきた。また最近では、岩石磁気学も考古遺物・遺構に対する適用がなされるようになり、土器焼成環境の復元や温度推定などの手法として利用されるようになっている(考古岩石磁気学)。
本講演では考古地磁気学・考古岩石磁気学の手法と貢献についてレビューし、今後の地球科学と考古学の発展にどのように寄与するかについて議論する。