日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 M (領域外・複数領域) » M-ZZ その他

[M-ZZ45] ジオパークとサステナビリティ(ポスター)

2025年5月25日(日) 17:15 〜 19:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:松原 典孝(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、郡山 鈴夏(フォッサマグナミュージアム)、佐野 恭平(兵庫県立大学大学院 地域資源マネジメント研究科)、土井 恵治(土佐清水ジオパーク推進協議会)

17:15 〜 19:15

[MZZ45-P01] 「洞爺湖有珠山ジオパーク検定(有珠山)」を通した減災教育と魅力発信

*金田 皓樹1 (1.洞爺湖有珠山ユネスコ世界ジオパーク)

キーワード:有珠山、減災

【ジオパーク検定実施の経緯】
 洞爺湖有珠山ジオパークの中心に位置する有珠山は、噴火を繰り返してきた活火山である。有珠山の周辺で暮らす地域の人たちが、次の噴火に備え、有珠山について学ぶ機会を提供すること、また平穏時は安全に活火山の魅力を楽しめるよう、有珠山の見どころや危険個所等に関する理解促進を図ることを目的に「洞爺湖有珠山ジオパーク検定(有珠山)」を令和7年3月27日に実施。

【検定テキストの作成】
検定は、「有珠山の噴火史や減災に関する知識」を問うもので、現在有珠山について学ぶ際に使われている中学校用の副読本『有珠火山防災教育副読本 中学生版 火の山の奏』(有珠火山防災教育副読本作成検討会(2003,2004))の情報を更新した上で、有珠山火山防災マップや噴火警戒レベル、最新の避難所事情についてまとめた「有珠山の噴火に備えて」、有珠山について学べる42の観察地点をまとめた「有珠山を学ぶための観察ポイント」などの情報を追加し、新たに「洞爺湖有珠山ジオパーク検定テキスト(有珠山)」として作成。令和7年2月28日に洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会のホームページで公開。

【今後について】
洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会では、2025年度より有珠山の立ち入り規制区域でガイド活動を行うガイドを対象とした「ジオパーク・アドベンチャーガイドリスト(有珠山)」の運用を予定しており、本検定において一定レベル以上の正答率を得ることを、記載要件の1つとしている。有珠山を地域の観光資源として再認識・再活用していくためにも、検定を継続的に実施していくことが望まれる。