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[SGD02-09] RINEX前処理ソフトウェア「RINGO」及び「RNXCMP」のRINEX 4.02への対応と最新の更新状況について
キーワード:GNSS、RINEX、前処理ソフトウェア、データ圧縮
2024年10月、GNSSデータ保存フォーマットであるRINEX 4.02が公表された。これに伴い、マルチGNSSに対応した前処理ソフトウェア「RINGO」と圧縮ソフトウェア「RNXCMP」を更新した。これに加えて、RNXCMPによる圧縮フォーマット「Compact RINEX」の拡張も行った。最新のバージョンはそれぞれ、RINGO v0.9.3及びRNXCMP v4.2.0である。特にRNXCMPの過去のバージョンでは最新のCompact RINEX拡張に対応していないため、ソフトウェアの更新が推奨される。
RINEX 4.02には既存ソフトウェアでは処理できないいくつかの新しいレコードが含まれている。例えば、航法データファイルに navigation message subtypes が追加されたことや、オプションではあるが観測データファイルにおいてピコ秒単位でタイムタグが記録できるようになったことがある。特にピコ秒単位の追加はCompact RINEXの拡張が必要となる。
これらRINEX 4.02における変更を踏まえ、RINGO及びRNXCMPに以下の更新を行った。ただし、RINGOはその他の機能向上も含んでいる。
(RINGO)
・RINEX 4.02のサポート
・IGRF14モデルの組み込み(電離層補正機能の更新)
・ファイル変換コマンドbingo, rtcmgoの機能向上
・Galileo航法データファイル処理時にI/F航法タイプを厳密に区別する
・その他バグ修正等
RNXCMPについてもRINEX 4.02への対応を行った。この更新においては、RINEX 4.02に対応したCompact RINEX 3.1を定義しその対応を含んでいる。この拡張では、RINEX 4.02で定義されたピコ秒部分を、受信機時計誤差の保存箇所の後に続けて記録する。このファイルを以前のRNXCMP(<=v4.1.0)で処理してもエラーとなるわけではないが、ピコ秒部分が無視されてしまう。そのため、RNXCMP利用者は最新版へ更新することを強く推奨する。
以上のRINGO及びRNXCMPの更新は、RINEX 4.02の活用に大きく貢献すると思われる。更新版は国土地理院ホームページにて公開している。本ソフトウェアに対する意見やバグ報告等を歓迎する。
RINEX 4.02には既存ソフトウェアでは処理できないいくつかの新しいレコードが含まれている。例えば、航法データファイルに navigation message subtypes が追加されたことや、オプションではあるが観測データファイルにおいてピコ秒単位でタイムタグが記録できるようになったことがある。特にピコ秒単位の追加はCompact RINEXの拡張が必要となる。
これらRINEX 4.02における変更を踏まえ、RINGO及びRNXCMPに以下の更新を行った。ただし、RINGOはその他の機能向上も含んでいる。
(RINGO)
・RINEX 4.02のサポート
・IGRF14モデルの組み込み(電離層補正機能の更新)
・ファイル変換コマンドbingo, rtcmgoの機能向上
・Galileo航法データファイル処理時にI/F航法タイプを厳密に区別する
・その他バグ修正等
RNXCMPについてもRINEX 4.02への対応を行った。この更新においては、RINEX 4.02に対応したCompact RINEX 3.1を定義しその対応を含んでいる。この拡張では、RINEX 4.02で定義されたピコ秒部分を、受信機時計誤差の保存箇所の後に続けて記録する。このファイルを以前のRNXCMP(<=v4.1.0)で処理してもエラーとなるわけではないが、ピコ秒部分が無視されてしまう。そのため、RNXCMP利用者は最新版へ更新することを強く推奨する。
以上のRINGO及びRNXCMPの更新は、RINEX 4.02の活用に大きく貢献すると思われる。更新版は国土地理院ホームページにて公開している。本ソフトウェアに対する意見やバグ報告等を歓迎する。