日本地球惑星科学連合2025年大会

講演情報

[J] ポスター発表

セッション記号 U (ユニオン) » ユニオン

[U-15] 言語や文化の壁を越えた地球科学の研究と教育

2025年5月27日(火) 17:15 〜 19:15 ポスター会場 (幕張メッセ国際展示場 7・8ホール)

コンビーナ:早川 裕弌(北海道大学地球環境科学研究院)、Tong Vincent(Northumbria University)、小口 千明(埼玉大学大学院理工学研究科)、Wang Ting(Hokkaido University)


17:15 〜 19:15

[U15-P06] カプセルトイを用いた手作り地球儀のためのフレーム開発

*小山 幸伸1 (1.近畿大学工業高等専門学校)

キーワード:手作り地球儀、カプセルトイ、地球科学、3Dプリンタ、シリコンモールド

日本の文科省は、教科横断的なSTEAM(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)を推進している。宇宙天気におけるSTEAM教育のためのツールとして、また興味関心を喚起するためのツールとしてデジタル地球儀ダジック・アースが考えられる。これにより、雲やオーロラなどのコンテンツを切り替え、地球の多面的な理解に役立つ。このダジック・アースプロジェクトのサブプロジェクトとして、手作り地球儀がある。これは雲やオーロラなどを地図上に描いたシール台紙をハサミで切り出し、カプセルトイのカプセルに貼り付け、手作り地球儀を作るアウトリーチ用のツールであり、宇宙天気への興味関心を喚起し、より低年齢層へ裾野を広げる可能性を秘めている。現行の手作り地球儀は置き台に置いて観賞用(Art)に使えるが、地軸の傾きに合わせる場合は注意を払う必要がある。これを解消すべく本取り組みでは、地軸の傾きに合わせて設置できる手作り地球儀のための支持具を3Dプリンタを用いて開発した。磁石を仕込むことによって、地軸に沿って回転させたり、雲やオーロラなどの様々なコンテンツの地球儀を着脱させることが可能になった。ベースプレートに埋め込まれた磁石によって黒板にはりつけた場合であっても地軸の傾きを表現できるため、授業にも利用可能である。子供に馴染みのあるカプセルトイの形で提供することを想定し、全部品をカプセルトイに封入できるように支持具を組み立て式にした。3Dプリンタによる造形は量産化に向かないため、シリコン型および2液混合レジンを用いて量産品を試作した。