[M-IS23] [JJ] 古気候・古海洋変動

2017年5月23日(火) 09:00 〜 10:30 国際会議室 (国際会議場 2F)

コンビーナ:入野智久(北海道大学　大学院地球環境科学研究院)、岡顕(東京大学大気海洋研究所)、北場育子(立命館大学古気候学研究センター)、佐野雅規(総合地球環境学研究所)、座長:入野智久(北海道大学　大学院地球環境科学研究院)

本セッションは、陸と海の両方から復元される古環境情報とモデル研究の統合を目指し、数年からテクトニクスが関わる時間スケールまでの古環境変動やイベントに関わる研究を取り扱う。陸域・海域、時代、手法を問わず幅広い内容の発表を歓迎する。

古環境理解の精密化と長期環境変動予測の正確化のためには、定量的・客観的時系列データの取得に始まり、複数地点あるいは複数プロクシ間での時系列データの相互相関や時系列解析、古気候・古海洋情報のデータ同化、数値モデルによる過去の循環場の復元とデータによる検証、といった作業が必要である。そこで本年度は、通常の講演に加えて、古日記や年輪、サンゴなどによる日・月・年単位での古気候データの取得や比較、モデル研究との融合に関する特別企画を設ける。

本セッションにおいて古環境研究に興味を持つ幅広い分野の研究者が集い、連合大会ならではの活発な交流の場となることを期待する。

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09:00 〜 09:15

[MIS23-19] A preliminary result of paleowind variations in Hungary during MIS 19 from loess-paleosol deposits

*上野友輔¹、ブラダクバラージュ²、兵頭政幸²、ホーヴァスエルゼベット³、ヴェーグタマシュ³、ソンカダイアナ³、セベレーニーヨージェフ⁴ (1.神戸大学大学院惑星学専攻、2.神戸大学内海域環境教育研究センター、3.エトヴェシュ・ロラーンド大学、4.ハンガリー地球天文科学研究センター)

09:15 〜 09:30

[MIS23-20] High-resolution magneto-climatostratigraphy for MIS 19 loess-paleosol layer in Paks, Hungary

*Balazs Bradak^1,2、Masayuki Hyodo^2,3、Tamas Vegh⁴、Diana Csonka⁴、Jozsef Szeberenyi⁵、Erzsebet Horvath⁴ (1.Research fellow of Japan Society for the Promotion of Science (JSPS), Kobe University, Japan、2.Research Center for Inland Seas, Kobe University, Nada, Kobe, 657-8501, Japan、3.Department of Planetology, Kobe University, Nada, Kobe, 657-8501, Japan、4.Department of Physical Geography, Eötvös University, Budapest, H-1117, Hungary、5.Geographical Institute, Research Centre for Astronomy and Earth Sciences (HAS), 45 Budaorsi St., H-1112 Budapest, Hungary)

09:30 〜 09:45

[MIS23-21] Paleoceanographic change in the western North Pacific during MIS 20-18 based on Mg/Ca-temperature, oxygen and carbon isotope records from Chiba composite section deposited in Boso Peninsula, southeastern part of Japanese islands

*久保田好美¹、羽田裕貴²、菅沼悠介³、岡田誠²、板木拓也⁴、亀尾浩司⁵、林広樹⁶ (1.国立科学博物館、2.茨城大学、3.国立極地研究所、4.産業技術総合研究所、5.千葉大学、6.島根大学)

09:45 〜 10:00

[MIS23-22] Paleoceanographic change through the Marine Isotope Stage 19 in the Kuroshio-Oyashio subarctic boundary, the northwestern Pacific, based on benthic and planktic foraminiferal oxygen and carbon isotope records

*羽田裕貴¹、菅沼悠介²、久保田好美³、岡田誠⁴、長谷川大輔⁴、平岡陽佑⁴、中里裕臣⁵ (1.茨城大学大学院理工学研究科、2.国立極地研究所、3.国立科学博物館、4.茨城大学理学部理学科、5.農研機構)

10:00 〜 10:15

[MIS23-23] 東赤道太平洋IODP Site U1338における鮮新世の浮遊性有孔虫群集と古海洋

*川口慶一郎¹、林広樹² (1.島根大学総合理工学部、2.島根大学大学院総合理工学研究科)

10:15 〜 10:30

[MIS23-24] 前期～中期中新世を通じた赤道太平洋温度躍層の発達史

*松井浩紀¹、西弘嗣²、黒柳あずみ²、林広樹³、池原実⁴、高嶋礼詩² (1.東北大学大学院理学研究科地学専攻、2.東北大学学術資源研究公開センター、3.島根大学総合理工学部、4.高知大学海洋コア総合研究センター)

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