10:15 〜 10:30
[1A04] モリブデン酸化物モノレイヤーを触媒とするナフタレンからテトラリンへの部分水素化反応
ナフタレンは部分水素化によりテトラリンへ、その後開環/分解によりベンゼン誘導体へ変換できる。本研究では、一段目の部分水素化の触媒として、H3PMo12O40または(NH4)6Mo7O24からMo/Al2O3を調製したところ、いずれもMo表面密度が5 原子 nm-2の場合に最も高い転化率、テトラリン選択率を示した。高活性を示す種はAl2O3表面を覆う単層のMo酸化物種と推測される。