Kumamoto Conv. of JPI (50th Petroleum-Petrochemical Symposium of JPI)

Presentation information

Heavy oil

[1A05-07] Heavy oil 2

Thu. Nov 12, 2020 10:45 AM - 11:30 AM Room A (3F/Conf. Room A4)

Chair:Satoshi Suganuma(Tottori University)

11:15 AM - 11:30 AM

[1A07] New laboratory deactivation method of FCC catalysts

○Norihito Chiyoda1, Kazuhito Sato1, Nobumasa Nakajima1 (1. Cosmo Oil Co., Ltd. Research & Development Center)

実験室におけるFCC触媒の評価は、実装置の状態を模擬するため被毒金属を担持し、水熱劣化処理により強制劣化させて行う。Mitchell法では、含浸によりNiやVを担持するため粒子内に金属が均一に分布するが、実装置ではNiは粒子外縁部に凝集する。そのため堆積したNiが引き起こす脱水素能に差異が生じ、実験室と実装置の評価結果が異なるという課題がある。この課題を解決するため、HSP値技術を活用し、含浸担持においても粒子外縁部にNiを担持できる方法を見出し、実機の性能に近い状態の触媒を調製することが可能となった。