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[1B09] フッ素四ケイ素雲母層間固定化イミノピリジンNi(Ⅱ)錯体触媒によるエチレンオリゴメリゼーション – 分岐オレフィン類生成に対する置換基効果 –
フッ素四ケイ素雲母層間にiminopryridine Ni(II)錯体を固定化した不均一系触媒をone-pot法により調製し、エチレンオリゴメリゼーションを行った。iminopryridine骨格上の置換基をチューニングすることにより、固体生成量と液体生成量の割合を制御可能であった。液体生成物は直鎖状オレフィンが主成分であったことから,分岐オレフィン類を生成するためには、β水素脱離後の異性化とエチレン挿入の頻度が向上しなければならないことが示唆された。