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[1C01] アンモニアボランからの水素生成反応に有効なTiO2担持非平衡RhCu合金触媒の開発
触媒金属の合金化は高性能触媒を設計する上で重要な設計指針である。しかし、中には熱力学的に二相分離を示す金属種も多く存在し、こうした金属種を用いた合金の触媒への応用が求められている。本研究ではTiO2の水素スピルオーバー能を利用して熱力学的に合金化が困難なRhとCuからRhCu合金触媒の作製に成功した。さらにこの合金触媒はアンモニアボランからの水素生成反応に対し、合金化前と比べ2.4倍高い活性を示した。