[1F05-06] 水素・エネルギーキャリア・CCU 2

[1F05] 電場触媒反応における担体上でのプロトン濃度の影響

○土井 咲英¹、田中 雄太¹、村上 洸太¹、比護 拓馬¹、小河 脩平^1,3、Jeong Seo²、常木 英昭¹、関根 泰¹ (1. 早稲田大学、2. 韓陽大学、3. 高知大学)

我々は、電場を印加することで従来よりも低温域で駆動する新規の触媒プロセスについて検討してきた。本検討では、反応メカニズム解明のためにアンモニア合成反応をモデル反応として、アンモニア合成触媒の担体上プロトンの役割を定量的に明らかにした。活性試験とin-situ FT-IR試験の結果、プロトン量とアンモニア合成速度に相関が見られ、低温域においてプロトン伝導が窒素解離に寄与し反応を促進していることが分かった。