Kumamoto Conv. of JPI (50th Petroleum-Petrochemical Symposium of JPI)

Presentation information

Hydrogen production/energy career/CCU

[2A01-02] Hydrogen production/energy career/CCU 5

Fri. Nov 13, 2020 9:00 AM - 10:00 AM Room A (3F/Conf. Room A4)

Chair:Shigeo Satokawa(Seikei University)

9:00 AM - 9:30 AM

[2A01] [Award Lecture-The Japan Petroleum Institute Award for Encouragement of Research and Development] Production and utilization of hydrogen carriers using supported nickel catalysts

○Hiroki Muroyama1 (1. Graduate School of Engineering, Kyoto University)

水素は次世代のエネルギー源として期待されている一方で、沸点が低く、体積エネルギー密度が小さいため、貯蔵、輸送に課題がある。そのため、アンモニアやメチルシクロヘキサン、メタンなどの水素キャリアの利用が検討されている。本発表では、アンモニアからの水素製造、およびCO2と水素からのメタン合成に関わるNi触媒について紹介する。アンモニア分解反応では、希土類酸化物担体により水素阻害が緩和されることを見出した。CO2メタン化反応では、Y2O3担体がギ酸種中間体の分解に効果的に寄与することが示唆された。