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[2A15] 鉄系触媒を用いるCO2水素化による低級オレフィン合成
CCUの有望な方策として、水素化による有用物質への変換があげられる。なかでも、炭化水素合成は含酸素化合物合成に比べ平衡面で有利であり、石油化学基幹物質としての低級オレフィンの合成は魅力的である。筆者らは、C2-C6の低級オレフィン(LO)合成に注目し、CO2からCOを経由し、さらにFT合成によりLOを得る反応を1段で行う研究を進めており、これまでに活性炭担持Cu-Mn修飾沈殿鉄触媒 (Fe-Cu-Mn/AC)が優れていることを見出している。本研究では、触媒の状態や還元条件の影響について報告する。