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[2A20] 銅系共沈触媒の新規合成法とその触媒特性
硝酸銅等の硝酸金属塩の混合水溶液を循環させ、その循環ラインにアンモニアのファインバブルを注入し、銅系共沈触媒を合成した。この新規なCu-Zn-Al2O3共沈触媒は、通常の共沈法触媒に比べ、約1.5~2倍の比表面積を有している。モデル反応として、メタノール分解試験を行った。新規共沈触媒は、従来触媒より高い活性を持つばかりでなく、350~400℃という高温においても、安定した活性を有することが見出された。この触媒とゼオライト触媒を複合させ、炭酸ガスからメタノール経由での炭化水素合成についても紹介予定である。