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[2B14] IMO(International Maritime Organization:国際海事機関)規制適合油の製造と課題
IMO(International Maritime Organization:国際海事機関)による新たな規制として、2020年1月1日より世界の一般海域における船舶用燃料油の硫黄分含有率の上限が3.5mass% から0.5mass%に引き下げられた。船舶用燃料油は複数の基材油を混合して製造している。しかし、今年から始まったIMOの規制により主基材油として使用していた減圧残差油や常圧残差油が直接の使用ができなくなった。本発表ではIMOの規制に適合した船舶燃料油製造に関する検討及び製造を進めていくうえで持ち上がった課題について報告する。