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[2C01] FCC触媒の反応性に対するAlカチオン種の影響
流動接触分解触媒の分解活性成分であるY型ゼオライトは耐水熱性の向上を図るため、レアアースカチオンを交換して用いられている。本研究ではレアアースカチオンに代わり、アルミニウムカチオンでFCC触媒を処理して分解活性評価を行った。アルミニウムカチオンで処理したFCC触媒はレアアース処理品と同等の分解活性を示した。さらに、アルミニウムカチオン処理品によって生成したガソリンのオクタン価はレアアース処理品に比べて高いことが分かった。