熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

講演情報

石油精製

[2C01-04] 石油精製 1

2020年11月13日(金) 09:30 〜 10:30 C会場 (3F・中会議室C1-2)

司会:石原 篤(三重大学)

09:30 〜 09:45

[2C01] FCC触媒の反応性に対するAlカチオン種の影響

○山崎 弘史1、長谷川 博紀1、三津井 知宏1、水野 隆喜1 (1. 日揮触媒化成株式会社)

流動接触分解触媒の分解活性成分であるY型ゼオライトは耐水熱性の向上を図るため、レアアースカチオンを交換して用いられている。本研究ではレアアースカチオンに代わり、アルミニウムカチオンでFCC触媒を処理して分解活性評価を行った。アルミニウムカチオンで処理したFCC触媒はレアアース処理品と同等の分解活性を示した。さらに、アルミニウムカチオン処理品によって生成したガソリンのオクタン価はレアアース処理品に比べて高いことが分かった。