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[2C15] 分子構造属性を用いた重油処理解析 ー原油の重質度の影響評価ー
原油の常圧蒸留残渣油(AR)・減圧蒸留残渣油(VR)を処理する溶剤脱れき装置(SDA)、重油脱硫装置(RDS)、重油接触分解装置(FCC)では、原料油の重質度の違いによる反応性が異なることが知られている。各プロセスの原料油・生成油を、石油エネルギー技術センター(JPEC)が開発した詳細組成構造解析に適用し、油の分子構造が各プロセスの挙動に与える影響について解析した。その結果、分子構造に由来する因子により各プロセスの生成油の収率や性状を定量化することができた。