[2C16-18] ペトロリオミクス 5

[2C17] Ir/Al₂O₃を触媒とする高圧水素中でのデカリン開環反応

○金治 弘樹¹、菅沼 学史¹、辻?? 悦司¹、片田 直伸¹ (1. 鳥取大学GSCセンター)

多環芳香族の水素化・開環/分解による分解軽油から化成品原料や燃料の製造を目指し，高圧水素中でIr/Al^­₂O₃によるデカリン開環反応を行い, 触媒の調製条件が活性に与える影響を調査した．酸素流通下で450℃で焼成した触媒の活性・選択性が最も高かった．450℃以下では塩素残存量が多く，450℃以上ではIr粒子が凝集したので，活性・選択性が低下したと推測される．