熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

講演情報

環境化学

[2D01-04] 環境化学 1

2020年11月13日(金) 09:15 〜 10:15 D会場 (3F・中会議室D1-2)

司会:寺井 聡(東洋エンジニアリング(株))

09:15 〜 09:30

[2D01] ハニカム型触媒のガス流れ方向における触媒反応解析

○山本 朋佳1、羽田 政明1 (1. 名古屋工業大学)

CeO2-ZrO2(CZ)をコートしたハニカム触媒についてCO酸化反応におけるガス流れ方向の解析を実施した。CO酸化が開始する200~300°Cの反応温度ではハニカム内部に進むほどCO転化率が向上し、反応速度が十分に速い350°C以上では触媒入口付近でほぼ反応が完了することがわかった。300°CにおけるCO酸化挙動は、CO酸化活性が高い触媒ではハニカム内部に向かって反応が進行する傾向が見られた。CZのOSC特性と関連させた解析結果を報告する。