熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

講演情報

環境化学

[2D01-04] 環境化学 1

2020年11月13日(金) 09:15 〜 10:15 D会場 (3F・中会議室D1-2)

司会:寺井 聡(東洋エンジニアリング(株))

09:45 〜 10:00

[2D03] ゼオライト触媒による有機溶媒中のポリプロピレン分解反応の検討

○大道 康平1、酒井 求2、松方 正彦1,2,3 (1. 早稲田大学先進理工学研究科応用化学専攻、2. 早稲田大学ナノライフ創新研究機構、3. 早稲田大学理工学研究所先進理工学部応用化学科)

廃プラスチックは大部分が焼却処分されているが、今後はプラスチックをケミカルリサイクルして有効利用することが重要である。本研究ではゼオライト触媒を使用し、ポリプロピレンを有機溶剤に溶かして、分解反応を回分式反応器で350-450℃にて行った。反応時間や触媒量増加に伴ってポリプロピレンの転化率が向上し、主成分は炭素数5-6程度の基礎化学品が得られた。