熊本大会(第50回石油・石油化学討論会)

講演情報

環境化学

[2D05-08] 環境化学 2

2020年11月13日(金) 10:30 〜 11:30 D会場 (3F・中会議室D1-2)

司会:永岡 勝俊(名古屋大学)

10:45 〜 11:00

[2D06] 水蒸気存在下での低温脱硝を目指したタングステン添加酸化バナジウム触媒

○猪股 雄介1、清永 英嗣2、盛田 啓一郎2、吉田 和広2、窪田 博愛3、鳥屋尾 隆3、清水 研一3、春田 正毅1、村山 徹1,4 (1. 東京都立大学大学院 都市環境科学研究科附属 金の化学研究センター、2. 中国電力株式会社、3. 北海道大学 触媒科学研究所、4. 煙台大学 Au-SDARC)

脱硝触媒の不活性化の抑制のため、集じん・脱硫後の下流への触媒の設置が求められているが、脱硫装置通過後のガスを処理するため、10-20vol.%の水分存在下かつ100-150oCの低温で働く脱硝触媒が必要となる。本発表ではタングステン-バナジウム複合酸化物が低温・湿潤雰囲気下で高い脱硝能を示すことを報告する。また、乾燥・湿潤雰囲気下でのその場分光測定から反応機構の違いを議論する。